建築当初のままのお住まいだった為、全体的に経年劣化が見られる状態でした。
今回特に、給湯や換気設備に関してもこれから長くお使い頂けるようなプランをご提案させて頂きました。
浴室には『バランス形ふろがま』という旧式タイプの熱源機が浴槽横に付いていました。見た目の圧迫感もあり、そのせいで狭くて高さの深い浴槽しか設置できない点でお悩みでしたので、屋外壁掛け式の熱源機に取替えする事で、足が伸ばせる浅めの浴槽にお取替えすることができました。
また、当マンションでは特殊な『中間ダクトファン』という方式で浴室やトイレの換気をしていましたが、吸い込みが悪く、異音がしている状態でした。弊社では浴室リフォームと一緒に、天井裏の本体(写真の丸印)を交換し、根本的に改善する方法をおすすめしています。
洗面所は洗濯機周辺の設備など使用できる所は再利用し、洗面化粧台の交換や壁紙・床のクッションシートの貼替えなど、必要な部分だけをリニューアルしました。とても明るく清潔感のある洗面所になりました。
その他にもシステムバスにした事で、浴室の出入口の段差が以前より小さくなったり、床も滑りにく
以前は、ガスで電気をつくる『エネファーム』を使用されていましたが、10年ご使用されており、そろそろ故障する前に早めの買い替えをしたいという事でご依頼を頂きました。
今回はガスと電気を効率的に利用してお湯を沸かす『ハイブリッド給湯器』を設置させて頂きました。
こちらはエネファームに比べるとお取替えの費用や、ランニンングコストが抑えられる最先端の給湯器です。
災害時には、電気とガスのどちらか一方が使えなくなってもお湯を沸かせます。停電したときはガス、ガスの供給が止まったときは電気でお湯を沸かすことが可能なので安心です。
さらに、微細な泡を水に溶け込ませる『ウルトラファインバブル機能』が搭載されており、お湯を使うだけで、家中の水アカ汚れ・ピンク汚れが付きにくくなり、排水管も洗浄してくれて、さらにお肌のうるおいもキープしてくれる嬉しい機能も付いています。
お湯を沸かすだけだった給湯器から、日常の快適性の向上と、災害時も安心してお使い頂ける付加価値の高い給湯器になりました。
調子が悪かったふろ給湯器を無事故障する前にお取替が完了しました。
合わせて、洗面化粧台もお取替させて頂きました。
給湯配管の新設が難しい場所でしたので、洗面台の中に小型電気温水器を設置しました。寒い季節もお湯が使えて便利です。
家族の独立などで家族数や生活スタイルが変わり、ガス発電タイプからシンプルなふろ給湯器に取替えを希望する方も増えてきています。
今回のケースは温水式床暖房と浴室暖房乾燥機を設置されていましたので暖房対応のふろ給湯器にお取替えさせて頂きました。
今回は『できるだけ見た目も設備の機能もシンプルなものにしたい!』をテーマにご提案をさせて頂きました。
元々の床は、1階の廊下以外はすべてカーペット仕上げでしたが、今回クッションフロアに変更しました。
その際に、築年数が30年経過している為、これから長年お住まいになる上で重要な箇所である床の下地補強には特に気を配りました。